AI医用画像判断技術を導入したスマート医療機器ソフト・ハード統合ソリューションを提供
Acer Medical Inc.
宏碁智医股份有限公司
■ 製品/サービス紹介
会社概要:
2018年に設立した宏碁智医(Acer Medical )は、宏碁集団(Acer Group)傘下の予防医学を中核とする初の子会社である。宏碁智医は宏碁集団のICTの強みを活かし、AI及びビッグデータ分析に尽力し、AI医用画像判読技術へ参入し、「スマート医療機器ソフト・ハードウェア統合ソリューション」を研究開発する。医学センター及び医療産業との異業種連携でAIを医療現場へスムーズに導入し、医療機関が「健康増進」、「疾病予防」、「医療介護」を向上・実現できるよう協力する。
製品紹介:
VeriOsteo OP:胸部X線画像により骨密度異常を分析するスマート医療機器で、昨年末にTFDA認証を取得した。VeriOsteo OPは50歳以上のグループに対して、AIディープラーニングの特性を活用して骨密度の数値を推測し、対応するT-score値を計算することで、骨密度異常の二分法スクリーニングを提供する。この結果は医療従事者による受検者の骨密度異常のリスク評価をサポートするだけでなく、転院や一歩進んだ医療処置のアドバイスを提供できる。今後、VeriOsteo OPを医療機関システム内のワンヘルスシーンへ拡大する。例えば健康診断でAI骨密度異常スクリーニングを提供し、より多くの市民が便利な骨密度スクリーニングサービスに触れて、早期発見及び早期治療ができるようにする。
2種類の眼科AIスクリーニングソフトウェア、VeriSee DR及びVeriSee AMD。
VeriSee DRは、糖尿病網膜症病変(Diabetic Retinopathy)のAI診断支援ソフトウェアで、主に糖尿病患者の眼底検査カラー写真を通じて分析を進め、医師または医療従事者へ糖尿病網膜症病変の迅速な判読を提供し、受検者が眼科での処置が必要か否かを提案する。精度は93%に達している。このほか、VeriSee DRは糖尿病網膜症病変の四大徴候である網膜細動脈瘤、出血、軟性白斑、硬性白斑のマーキング及び位置を提供し、眼病の解説、患者教育、病歴の比較を行う医師をサポートする。
VeriSee AMDは加齢黄斑変性病変(Age-Related Macular Degeneration)のAI診断支援ソフトウェアで、主に50歳以上のグループに対して、眼底検査のカラー写真を分析し、加齢黄斑変性病変の高リスク受検者をスクリーニングし、眼科受診を提案する。精度は95%。現在、台湾の医療機器認証を取得済みで、タイとマレーシアで認証申請中。
■ 製品の強み/ニッチまたは類似製品に対する強み
高精度のAI医療ソフトウェアで、専門医の臨床実証を取得。
■ 実績
- 台湾エクセレンス賞
- VeriSee AMDが2022年FUTURE COMMERCE AWARDS‐ベストイノベーション銀賞を受賞
- VeriSee DRが2021年FUTURE COMMERCE AWARDS‐ベストイノベーション金賞を受賞
- VeriSee DRは台湾で75%以上の医学センターへ導入され、350,000名以上の糖尿病患者へサービスを提供
■ 希望提携対象
骨粗鬆症の製薬会社、健診センター、リハビリ機器サプライヤー、眼底鏡メーカー、眼科ハードウェアサプライヤー、眼鏡店
■ 提携モデル
販売店