究極のナンバープレート認識ソリューション

Merit Lilin Ent. Co., Ltd.
利凌企業股份有限公司

■ 製品/サービス紹介

会社概要:
利凌は40年の歴史があるモニタリング設備サプライヤー。AIoT応用、エッジコンピューティング、セキュリティ設備を一体化し、建築、交通、船舶、港湾、軍事、リテール、オフィス、学校、銀行、娯楽施設、工場等の様々なビジネス環境での分野横断型の垂直アプリケーションや政府の戦略に協力し、公共施設の需要に応じて製品の機能を調整する。
利凌はフィールドにおけるビデオ統合及びインシデント分析に尽力する。
例:ナンバープレート認識、顔認識、高度な電子フェンス、車の流れ及び人流検出、ソーシャルディスタンス検出、マスク検出、遺失物検出、産業安全アプリケーション等、信頼度の高い製品及びサービスを提供する。

製品紹介:
本製品は市場で数少ない4K解像度、AI機能、IMU防振機能を搭載し、対象を自動追尾できる高倍率光学ズームカメラで、代表的な応用シーンは陸上交通である。パトカーの移動中に、画質は振動の影響を受けやすい。本製品はハードウェア・ソフトウェアの防振機能を通じて、4K高解像度の鮮明な画像を維持・保存することが可能で、カメラで直接ナンバープレート認識を実行し、バックエンドアプリケーション(警察請求システム)と接続することで、追加の機器を必要とせずに技術による法執行の枠組みをより機敏に簡潔にできる。
市場のナンバープレート認識カメラは防振機能が十分でないため、不鮮明な画像が認識結果に影響を与えやすい。さらにホストコンピューターを追加して認識作業を行う必要がある。利凌IMU防振カメラはスタンドアローンで、コンピュータ不要で画像記録、ナンバープレート認識、バックエンドデータ接続を完了できるため、保守や設置の難易度を下げて故障の原因を減らし、運営機関の効果的なコスト管理に協力できる。
各国の様々な色の車両ナンバープレートや特殊自動車ナンバープレートを認識可能なほか、このカメラは利凌の「Self Yolo」変換クラウドと互換性があり、ユーザーは独自のAIオブジェクトモデルをカメラにアップロードすることで、歩行者など様々なオブジェクトを認識できるため、カメラの応用範囲を拡大できる。「認識」機能のほか、「行動検出」はカメラのもう一つの特徴的な機能であり、信号無視、横断歩行者妨害、違法な右折などをカメラで認識できる。

■ 製品/サービス略図または写真


  1. https://www.meritlilin.com/index.php/tw/solution/imu_solution?u=imu/index.php
  2. 動画(YT リンク): https://youtu.be/OVdkMv0CWb8

■ 製品の強み/ニッチまたは類似製品に対する強み

利凌のAI防振ナンバープレート認識カメラS8R5722MX25の設計時に、市場に類似製品がなく、量産後も競合製品が存在しない。S8R5722MX25の特色は「防振+AIナンバープレート認識」で、顧客の長年に渡る需要を集結したものであり、これを前提として市場分析を行い、製品を設計している。利凌の製品は極めて高いオリジナリティがあり、「模倣がオリジナルを超越する」ことは少ない。

市場では防振ナンバープレート認識カメラの需要があるが、ほとんどのソリューションは外部の防振機構が複雑すぎるか、内部の画像処理能力が十分でないため、解決できる問題に限りがある。利凌のAI防振ナンバープレート認識カメラは、カメラのハードウェア・ソフトウェアに直接防振機能を搭載することで、2つの問題を一度に解決する。パトカーでの応用を例に挙げると、パトカーは常に高速で車両を追跡する必要があるため、高速走行時はカメラが揺れやすい。

利凌のAI防振ナンバープレート認識カメラは、鮮明な画像を維持し、ナンバープレートを迅速に認識し、スピードドームカメラの上下・左右に旋回するレンズの特性により、パトカーは「左右に移動」する必要がなく、ナンバープレートと車両を追跡可能。またカメラは全て台湾製造だが、世界各国のナンバープレート認識を問題なく実行できる。台湾では、機械車両、外交車両、試用車等を含む様々な色の特殊及び一般のナンバープレートを認識し、ユーザーは互換性を心配する必要がない。

システム統合のしやすさを考慮し、製品の認識結果は一般的なプログラム言語のフレームワークを通じてアクセスできるため、バックエンドソフトウェアの統合が容易になる。利凌は技術による法執行を統合したソフトウェア作成に協力し、車両番号、交差点、時間、違反行為等の項目をリスト化可能で、「迅速なデプロイ、即座に実行」の需要を満たす。(技術による法執行の略図はモザイク処理済み)。HTML5対応のあらゆるブラウザから制御可能なため、利凌のAI防振ナンバープレート認識カメラは操作及び保守において、直接遠隔で実行できる。携帯電話でも操作可能なため、現場に人員を送ることで発生する様々なコストとリスクを削減できる。

ソフトウェアとハードウェアを同時に設計することで、この製品は縦15g(gは加速度の単位)、横9gの振動に耐えられ、耐風速度は毎秒60m(最大級の台風)に達する。外観は洗練された先進的なスピードドームのデザインで、レンズのブラックミラーが輝きを抑えるほか、ハイテク感がある。この機能はIMU「慣性計測ユニット」の構成にあり、IMUに3軸ジャイロスコープと3方向の加速度センサを搭載し、物体の角速度と加速度を3次元空間で計測することで、物体が真っすぐか曲がっているかを測定できる。

IMUは自動車やロボット、または潜水艦、飛行機、車両、船舶等、物体の姿勢傾きを測定する分野でよく見られる。利凌の防振カメラはIMUを使用して画像の水平及び垂直の傾きを正し、カメラが振動しても安定して鮮明な画像を送ることが可能。

市場のAIモニタリングソリューションの多くは、従来のモニタリング事業者とAI画像認識事業者の組合せである。従来のモニタリング事業者はカメラのハードウェア、画質調整、デプロイ要件を理解しているが、AI画像分析には詳しくない。AI画像認識事業者はAI画像分析を専門としているが、実務環境における画像モニタリングのデプロイで直面する課題や困難について、詳しいとは限らない。両者の統合には手間がかかることが多く、時間とコストを費やすため市場のニーズに俊敏に対応することが難しい。

利凌は五年前からナンバープレート認識ソリューションを提供しており、研究開発及びマーケティングにおける豊富な経験がある。利凌のAIモニタリングソリューションは100%自社開発で、ソフトウェアやハードウェア、モニタリングや画像分析に関わらず、様々な事業者のパッケージを混ぜる必要がない。シンプルな構造により、導入後も問題解決が容易で、寄せ集め型のソリューションで問題点を探る手間を省ける。

市場に出回るナンバープレート認識ソリューションは、特定の種類や国のナンバープレートしか認識できない等、機能に限りがあり、シンプルなナンバープレート認識機能しかない。利凌の防振AIナンバープレート認識カメラは基本機能のほか、様々な特殊機能を追加している。まず防振機能では、ナンバープレート認識の成功率を向上する。さらにカメラに様々な行動パターン検出を内蔵し、技術による法執行で重要な役割を果たしている。例えば車両の信号無視や誤った車線を走行している車両を検出すると、ナンバープレート認識に連動した警察請求システムを通じて、画像モニタリング、分析からバックエンドアプリケーションの統合まで、まとめて実行できる。分野横断型AIアプリケーションで最もユニークな点は「Self AI Yolo変換クラウド」である。様々な企業のAI監視カメラやナンバープレート認識カメラは認識モジュールの縛りが多いが、利凌のAIカメラは拡張性に優れている。ユーザーは自らトレーニングを行ったAIモデルや自社のAIモデルをカメラに搭載して認識を進められる。カメラをキャリアとして使用するだけでなく、豊富な行動パターン検出を組み合わせることで様々なアプリケーションに容易に拡張できる。

利凌の全製品は遠隔操作とクラウド管理に対応しており、自動化のトレンドにおいて従業員のリスクを大幅に軽減できる。特にモニターは高速道路や危険性が高い場所に設置されることが多く、故障やソフトウェア更新の際に利凌のクラウドを通じて簡単に任務を達成できる。利凌のAIナンバープレート認識カメラの主な用途は、技術による法執行であり、多くの交差点にすでに設置され、警察の人材コストを削減している。利凌のAI製品は、標準化プロトコルとAPIを通じたデータ取得をサポートする。ソフトウェア開発者のために公式GitHubを立ち上げ、Python 及 びC#言語を通じてデータに接続できるため、統合が容易である。

■ 実績

2023 ISC West Best Camera
2024 台湾エクセレンス賞

■ 希望提携対象

日本市場での提携対象:ブランド企業/SI企業/流通商社。

■ 提携モデル

日本市場ではOEM/ノーブランド/プロジェクト提携が多い。