全自動タンスの実物大パネル
ASTINAは、洗濯物を全自動でたたんで収納してくれるタンス「INDONE」を紹介している。
タンスの右下の籠に乾いた洗濯物を入れると、AIカメラが服の形状を認識。タンスの内部でロボット技術が衣類をやさしく折りたたみ、左の引き出し6か所に分類して収納してくれる。
乾いた洗濯物は20、30枚程度入れることができ、およそ1、2時間でたたんで収納する。ティーシャツ1枚をたたんで収納するのに約1分半かかる。
収納は衣類毎の分類だけでなく、家族の個人毎に分類も可能。事前に一人につき約10着の衣類を籠に入れて画像認識させれば、最大6人の衣類を分類して収納してくれる。
タンスの大きさは高さと幅がいずれも138センチメートルで、奥行きは50センチメートル。市場想定価格は約30万~50万円。
同社の儀間匠代表取締役は「現在はデモ機を製作したところで、半袖・長袖ティーシャツ、タオルをたたむことが可能。靴下や下着、襟付きポロシャツもたためるよう開発中で、2020年内に進捗を発表したい」と話す。