DAY 4 (10/18)

豆蔵ホールディングスの構成企業が共同出展。

赤ちゃんうつ伏せ寝検知サービスやネコ探知


ベビーベッドに取り付けたカメラが画像認識で赤ちゃんの様子を判断

 10社で構成する企業グループの豆蔵ホールディングスの各社は、独自の最先端ノウハウを共同出展している。
 ニュートラルは、赤ちゃんのうつ伏せ寝を検知するソリューションを紹介。ベビーベッドに取り付けたカメラが赤ちゃんの様子を撮影。AIがうつ伏せ寝を検知し、保護者のパソコンやスマートフォンに通知する。赤ちゃんの体にセンサーなどを取り付ける必要がなく、負担がかからないのが特長だ。


うつぶせ寝を検知すると、パソコンやスマホに通知

 同社は「ウェブカメラとAI搭載のパソコンのセットでレンタルを検討中。早ければ2020年にサービスを提供し、安心してオリンピック中継を楽しんでもらえれば」と話す。


「ねこもに」装着イメージ。発信機は小型で軽量、首輪に取り付けられる。

 オープンストリームの「ねこもに」は、発信機を装着した飼いネコを探す専用アプリとサービス。発信機から発せられるBluetoothの電波をキャッチすると、アプリの地図上にネコがいそうなエリアを推定表示する。そのエリアへ行き位置推定をくりかえすことでエリアが絞られ、発見につながる。
 発信機には保険が付帯し、機器の故障に対する補償だけでなくネコが見つからない場合の捜索代行も。同社は「社内のネコ好きが企画したプロジェクト。多くの方から利用していただいている」と話す。


ネコがいそうなエリアをマップ上に推定表示

 ネクストスケープの 「AlterLock」は、高級スポーツ自転車向けのサイクルガードサービスだ。


デバイス(下)を自転車のボルトケージ台座に取り付けてスマホと連動させる。


自転車に取り付けたデバイス

 自転車のボルトケージ台座に取り付けたデバイスをスマホアプリと連携し、所有者と自転車が離れると自動で見守りを開始。自転車の異常を検知したときにアラーム音が鳴りスマホに通知するほか、盗難時にはGPSで追跡し発見をサポートする。
 同社は「高級自転車を愛用する来場者には、高い関心を持ってもらえた」と話す。