2020.02.06 【新技術】北大などがワンステップの光照射でナノサイズの金属構造上に半導体ナノ構造の選択的な合成に成功
(図2)金ナノアンテナ構造の電子顕微鏡写真。白線は100nmのスケール。一辺120nm、厚さ30nmの金のナノひし形構造2個の間に、幅70nm、長さ180nmのナノバー構造を配置した。ナノひし形構造とナノバー構造は、10nmだけ離して配置しナノサイズの空隙を作っている。横偏光の近赤外光を金ナノアンテナ構造に照射すると、中心のナノ空隙に光が集められ、縦偏光の光を照射すると、中心のナノバー構造に光が集中する。このようなナノアンテナ構造は、最先端の超微細加工技術によって作製が可能となった