【PR】カシオ計算機 耳をふさがず、自然な聞こえを実現

カシオ、ヒアリングアシストイヤホン「 earU 」発売

earU装着イメージ

 普段の生活の中で、会話が聞き取りにくかったり、言葉のニュアンスが捉えにくかったりした経験はないだろうか―。カシオ計算機は2026年5月、「聞こえ」の悩みを解決する新ブランド「earU(イアユー)」として、耳をふさがないオープンイヤー型のヒアリングアシストイヤホンを発売した。長年の電子楽器開発で培ってきた音のデジタル制御技術を応用し、煩わしさを抑えながら日常に潜む聞こえづらさをサポートするearUを追った。

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■潜在する〝モヤ耳〟に着目

 今、世界的に難聴リスクを抱えている人が増えているという。ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴く人が増えていることも背景にあり、WHO(世界保健機関)の調査でも12~35歳の若者の難聴リスクを指摘している。最近は、補聴器だけでなく、聞こえを補助する機器も発売されるようになってきたが、カシオ計算機では、聞こえに関する課題に約15年前から着目し、市場調査や課題解決に向けた製品開発を検討してきた。

 開発の起点になったのは「煩わしさの解消」だった。集音や補聴性能の高さもさることながら、難聴者が補聴器を敬遠する理由の多くに、耳の中の異物感や痛み、蒸れなどによる「煩わしさ」があることに着目。新規事業部第二事業戦略部第三企画室担当課長の江橋康之氏は「煩わしくない聞こえをサポートする機器を作りたかった」と話す。煩わしさを解消するには耳をふさがない構造にする必要があるという結論に至った。

 製品開発を検討する中では、聞こえの課題は高齢者だけのものでないことも見えてきた。実際、同社が2026年初頭に3000人を対象にした調査では、聴力検査で異常がないにもかかわらず聞き取りづらい経験のある人が58.1%だった。

58.1%
聴力検査では異常がないものの
「聞き取りづらい」経験がある

 そこで、特に聴力検査では異常がないにもかかわらず、言葉や会話のニュアンス、抑揚が聞き取りづらくなり、コミュニケーションの質が下がったり、生産性に影響が出たりする状態を「モヤ耳」と名付けた。earUは、「モヤ耳」を感じる人の聞こえを支え、会議室や飲食店、家族との会話などでのコミュニケーションを助ける存在として提案していく。

■煩わしさなく自然な聞こえ

earU IVORY WHITE
アイボリーホワイト
earU NAVY BLACK
ネイビーブラック

 earUは本格的な開発着手から3年をかけて製品化した。製品は、耳に挟むカフ型形状で、一般的なイヤホンや補聴器の「つけた時の煩わしさ」を解消。片耳約8g(スタイルアクセサリー除く)の軽さと形状記憶合金による弾性構造で、着けやすさと外れにくさを両立した。ジョギングやゴルフといったスポーツ時にも使用できる。

 自然な聞こえも特徴だ。オープンイヤー型は、密閉型イヤホンのように自分の声が頭の中で響いたり、こもったりする感覚になりにくい半面、スピーカーから出した音をマイクが再び拾うためハウリングが起きやすいという課題があった。そこで長年培ってきた音響技術によりハウリングを抑える信号処理を採用するとともに、逆位相の音を出し外部への音漏れを軽減した。自然で聞こえやすい音を実現するために、耳穴までの距離を調整する4種類のイヤーピースも用意。「約80人で装着検証を行い、大半の人の耳に合うようにした」(江橋氏)という。

earU装着イメージ
耳穴までの距離を調整するイヤーピースも用意

 通常のイヤホンとして、音楽も高音質で楽しめる。オープンイヤー型は構造上、低音が弱くなりやすいため、「40年以上の電子楽器開発で培った知見を音づくりに生かした」(江橋氏)といい、独自の専用ドライバーを開発し、音響チューニングを施した。利用者の聞こえ方に応じて周波数特性を補正する「ストリーミングイコライザー」も備える。

シーン割り当て画面
聞こえテスト結果画面

設定、調整はスマホアプリで簡単にできる
(シーン割り当て画面=左、聞こえテスト結果=右)

 聞こえの調整はスマートフォンで行う。専用アプリで左右それぞれの耳の聞こえを確認し、利用者に合わせて音を調整する。オフィスやレストラン、屋外、会議室など、利用シーンに応じた設定に切り替えられ、各シーンで音量やイコライザー調整も細かくできる。会話の妨げとなる不快な音や不要な音を検出し自動的に抑制する。江橋氏は「シーンや一人一人の聞こえに応じて調整できることが、大きな特徴の一つになる」とみる。

earU スタイルアクセサリー
スタイルアクセサリーでアレンジを楽しめる

 今回、デザインにもこだわった。幅広い層に使ってもらえるよう「聞こえサポート機器らしく見せない」ことを重視。アクセサリー感覚で身に付けられるデザインにした。カラーはネイビーブラックとアイボリーホワイトの2色。着脱できる装飾部品を採用し、好みに合わせて着けかえられる。価格はオープン。市場想定価格は税込み4万9940円になる。

新規事業部第二事業戦略部第三企画室担当課長 江橋康之氏
■聞こえサポート市場拡大へ■
新規事業部第二事業戦略部第三企画室担当課長
江橋康之氏

 当社の楽器開発で培った技術も生かし自然に意味や感情が伝わる聞こえを実現しています。聞こえサポート市場はもっと広がっていくべきだと考えています。聞こえ方は一人一人違います。まずは〝モヤ耳〟ではないかを問いかけながら啓発していきたいと思っています。

■店頭体験で啓発へ

 新製品は、年齢や性別を問わず、「聞こえ」に悩みのある人に提案する。すでに補聴器や集音器を使うなど聞こえの課題のある人だけでなく、聴力検査で問題のない「モヤ耳」の人にも届けたい考えだ。

 販売は家電量販店や楽器店をはじめとしたカシオ製品取扱店で行う。5月28日の発売後は想定以上の反響を得ている。当初は40~60代を想定していたが、店頭などでの問い合わせは50~70代の割合がやや高く、女性からの関心も想定以上という。利用者からは「今まで意識していなかった水の流れる音が聞こえた」「ゴルフ場で遠くの鳥の声が聞こえた」「装着したまま会話を続けられる」といった声が挙がっている。

 今後は量販店などと連携し、イヤホン売り場に近い場所に「聞こえサポートコーナー」を設けてもらうよう働きかけていくほか、眼鏡店など専門店での取り扱いも進めていく。購入後のサポートも重視し、同社のサービスステーションでの対応も検討している。まずは製品を直接体感できる場を増やしていく。



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