2021.10.21 東レが感光性導電材料低抵抗化技術シート抵抗従来比8分の1に

 東レは20日、感光性導電材料「RAYBRID」のシート抵抗を従来比8分の1に低減する低抵抗技術を開発したと発表した。同技術を適用したRAYBRIDは、大型化が進む車載用タッチパネルに加え、5G通信用透明アンテナや透明ヒーターへの展開が期待できるという。

 同社のRAYBRIDは、独自の粒子分散技術と感光樹脂設計により微細配線の形成が可能な材料で、スパッターや蒸着による銅などの金属薄膜の配線加工と比較し、シンプルな工程が適用でき...  (つづく)