2023.10.17 【CEATEC 2023特集】スミダコーポレーション ローターポジションセンサー紹介

ローターポジションセンサー(RPS)

 スミダコーポレーションは、JEITAコーナーの一角に出展。オートモーティブアプリケーションのパネル展示や、ローターポジションセンサー(RPS)、パワーインダクター、ゲートドライブ絶縁トランスのサンプル展示を行う。

 ローターポジションセンサーは回転角の角度を測定するセンサー。渦電流方式インダクティブ技術の採用で、レゾルバと比べ測定精度に優れ、取り付けも容易だ。特徴は軽量・コンパクト設計、過酷環境下での高信頼性、幅広い極対応、高速回転対応可など。

 AEC-Q100/200に準拠、機能安全規格ISO26262準拠ASIL-C(D)。用途は同期モーターローターポジション検出、HEV/EVドライブシステム。同社のRPSは欧州自動車市場などでは既に採用が広がっており、日本市場でも本格提案を進める。

 ゲートドライブ絶縁トランスは、単出力トランス、マルチ出力トランスをラインアップ。マルチ出力トランスのデュアル出力タイプは、出力同士に十分な絶縁距離を確保し、2出力を一つのトランスにすることで、基板の省スペース化に寄与する。3ch+1出力タイプ、6ch出力タイプなどもそろえている。

 パワーインダクターは、車載用にAEC-Q200パワーインダクターの品ぞろえを充実させている。