2024.04.24 【九州・山口・沖縄の新入社員研修特集】各社の入社式 九州テン 自分で考える・プラス思考

 九州テンは昨年に続いて、工場がある長崎県佐世保市内のホテルで入社式を実施。今年度の新卒採用は16人で、内訳は大学院卒2人、大卒3人、高専卒1人、高卒10人で、4年ぶりに特別支援学校からも入社している。

 前田一郎社長は「社会に出ることに不安があるでしょうが、一気に即戦力とは思わず、ゆっくり仕事を覚えて育っていってください。僕らもサポートします」とあいさつ。これから社会人として生活していくに当たって、情報をうのみにせず、いろんな角度から見られるように「自分で考える」、失敗は誰でもするので、それを恐れず前向きな「プラス思考」の二点を挙げた。

 同社は創業から57年を迎え、「これから60年、70年、80年と続き、今日ここにいる皆さんは100周年まで九州テンを引っ張っていってもらえるような人材に成長することを期待している」と。

 新入社員代表として橋口彬南さんは、入社の喜びとともに「未熟な私たちですが、一日でも早く会社の役に立てるよう精進してまいります」とあいさつした。

 来年度新卒採用予定は23人、今年度中の中途採用は12人を計画している。