2024.05.20 象印マホービン、新型圧力IHジャー炊飯器来月発売 内釜の発熱効率向上でおいしさアップ

圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」NW-FC型

純度の高い鉄を採用し、発熱効率を高めた内釜純度の高い鉄を採用し、発熱効率を高めた内釜

健康志向を背景におかゆメニューも充実健康志向を背景におかゆメニューも充実

 象印マホービンは、圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」シリーズ最上位モデルの新製品NW-FC型(5.5合炊き/1升炊き・各オープン)を6月21日から発売する。

 炎舞炊きシリーズは、同社創業100周年を記念し、2018年から同社炊飯ジャーの最高傑作として発売を始め、発売後約6年でシリーズ累計出荷台数は77万台を突破(24年4月20日時点)するなど、好評のシリーズだ。

 炎舞炊きは、かまどの炎のゆらぎに着目し、底IHヒーターを複数に分け、それぞれ独立制御する、業界初(18年当時)の「ローテーションIH構造」を搭載している。

 新製品のNW-FC型は、さらなるおいしさの向上のために内釜「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」の素材である「鉄」の純度を見直し、より不純物の少ない素材に変え、発熱効率を高めた。

 また、健康志向の高まりから注目されているおかゆに、さらっと食べやすい「粒立ちがゆ」メニューを新たに搭載した。粒感を残しつつ甘みがあるおかゆが楽しめる、健康的な日常食として提案していく。

 さらに一人一人の好みの食感に合わせ、121通りの「わが家炊き」メニューでは、季節や銘柄に関係なく、前回食べたご飯の「かたさ」や「粘り」の感想を画面に表示されるアンケートに答えるだけで、炊き方を調整し、炊くたびに好みの食感に進化する。

 週末に炊いて、まとめて冷凍して保存できる「冷凍ごはん」メニューも搭載する。1.3気圧の高圧力でお米の中に水分を閉じ込めることで、解凍してもパサつきやべたつきを抑え、ふっくらおいしく仕上がる。

 メンテナンス性にも配慮し、毎回洗う点数は、外して洗える内ぶたと内釜の2点のみで済む。内ぶたは圧力ボールがなく、凹凸部分が少なく、手入れが簡単になっている。

 ラインアップはNW-FC10(0.09~1.0リットル/市場想定価格=税込み16万円前後)、NW-FC18(0.18~1.8リットル/市場想定価格=税込み16万7000円前後)。(21日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)