2025.03.06 【LED照明総合特集】三菱電機照明 青空照明「misola」 蛍光灯代替サイズ追加
misola【ラインタイプ】の2台連結のイメージ
LED照明に対し、空間に明るさを効率的に提供するだけではなく、快適な空間づくりのアイテムとしての役割も求められてきている中、三菱電機照明は青空照明「misola」の提案を強化している。窓から本物の青空が望めているかのような照明器具で、窓のない閉鎖的な空間に開放感を提供する新たなコンセプトの照明器具だ。既に会議室やエントランス、エレベーターホール、トイレなど、さまざまな空間に導入されている。
青空の原理「レイリー散乱」を応用して青空を表現するパネルや、空間の明るさを確保するとともに、日光の差し込みも表現するフレーム光により、まるで窓の向こうに青空が広がっているように見える。朝~昼~夕~夜のシーンを調光調色で表現する機能があり、屋内でも一日の時の流れを感じられる。設定した時間に自動でシーン変化できる「スケジュール制御タイプ」、マニュアルで簡単に好みのシーンに切り替えられる「リモコン切替タイプ」がある。
埋込穴□639の天井埋込形やグリッド天井用、壁埋込形に加え、昨年には蛍光灯代替サイズとなる「misola[ラインタイプ]」を追加した。天井や壁への埋め込みや傾斜天井への設置が可能で、サイズは20形300幅の埋込形蛍光灯器具とほぼ同等。2台連結すると40形蛍光灯器具と同等のサイズのため、40形300幅の埋込形蛍光灯器具を設置している施設では導入しやすいことも特長だ。主に休憩エリアとしての活用を提案している。
ラインタイプ1台で40形埋込形器具の入れ替えが可能なブランクサイドプレート、ダウンライト用埋込穴の開いたサイドプレートもラインアップ。ラインタイプの基本的性能・機能は、従来のスクエア形のmisolaと同様で、器具の厚みは85ミリメートル(別途枠高さ5ミリメートル)と施工性も配慮されている。