2025.03.06 【LED照明総合特集】パナソニック パネルシリーズ あかりの新しい価値を提案

パルックLEDシーリングライト パネルシリーズ(丸型タイプ)

 パナソニックは、蛍光灯の生産終了(2027年9月末まで)を控え、LED照明への置き換え提案に力を入れる。

 住宅用照明では、昨年10月からパルックLEDシーリングライト パネルシリーズ(丸型タイプ)を発売し、好調に推移している。

 センター光とパネル光二つの光で部屋の照らし分けをし、「照らし方を変えて、気分を変える」という新コンセプトによる、あかりの新しい価値提案が支持されている。

 従来のパネルシリーズの照らし分けに加えて、パソコン画面が見やすい光で勉強や仕事がやる気モードになる「パソコンくっきり光」と、ろうそくの炎のようにゆらぐ光(1/fゆらぎ)で就寝前にリラックス気分になる「ゆらぎモード」を新たに搭載した。多彩な照らし分けの演出で、気分を変えられる。

 設定した時刻の10分前から徐々に明るくなり、アラーム音とともにすっきりとした目覚めをサポートする「おめざめモード」も搭載する。

 同社では〝照らし方を変えて、気分を変える〟という、ただ明るくするだけではない新しいあかりの価値を店頭も含め積極的に訴求している。

 蛍光灯器具からの交換に2ステップで簡単に取り付けられるパルックLEDシーリングライト コンパクトシリーズ(4品番)の提案も強化する。

 本体とカバーの一体化構造により、専用アダプター(カチットT)を取り付けて器具を押し上げるだけの2ステップで簡単に取り付けができる。

 寝室や子ども部屋に向いている外径330ミリメートルサイズや内玄関などに適した外径240ミリメートルのサイズをそろえ、LEDへの置き換えが十分ではない小さい空間などのLED化を加速していく。

 このほか「ライフコンディショニングシリーズ」をはじめ、多彩なラインアップでLED照明の普及に力を入れる。