2025.05.08 「AI×人間」で中小企業経営者の不安解消 和歌山IT企業のモデルケースに迫る

「AIと人間の間をつなぐ人材が必要」と話す須賀氏 今回の事例でもAIの言葉を人に伝えるように分かりやすくかみ砕くことでAIを最大限に活用している

 トランプ米政権の関税政策に端を発した貿易摩擦が日本経済に影を落とす中、中小企業にも経営の先行きを不安視する声が広がっている。そうした中、生成AI(人工知能)と人間の協働作業で経営者が抱く不安を解消する事例を持つのが、経営を支援するITシステムなどを手掛けるTechnologyDock(テクノロジードック、和歌山県有田川町)だ。支援先に寄り添いAIの活用事例を積み上げるテクノロジードックの同社執行役員で営業周りなどを担当する須賀孝太郎氏に迫った。<...  (つづく)