2025.06.11 【ルームエアコン特集】富士通ゼネラル 「ノクリア」Wシリーズ 送風路パネル、水洗い可能
Wシリーズ
富士通ゼネラルは、高い省エネ性能を実現するとともに清潔機能を大幅に強化した主力ルームエアコン「ノクリア」シリーズのミドルクラスW/Lシリーズを訴求していく。今年フルモデルチェンジしたWシリーズは業界で初めて送風路パネルを外して水洗いできるようにしたことで、吹き出し口付近をきれいに保てるようにした。開発陣が長年培ってきた技術を生かし施工性も大きく高めた。
Wシリーズは、上位機シリーズで展開してきた熱交換器加熱除菌、カビ抑制タイマー、フィルター自動おそうじ機能を自動で行う「まるごとクリーンタイマー」を新たに搭載したほか、ユーザー自身で掃除できる幅を広げた。汚れのたまりやすい吹き出し口の上下風向板と左右風向板に加え、業界で初めて送風路パネルまで取り外して水洗いできるようにしている。
部品の取り外しも簡単で、上下風向板、左右風向板、送風路パネルともに工具などを使わずに手で作業できる。外した部品は水洗いもできるため、エアコン内部だけでなく吹き出し口付近もきれいな状態を維持できる。これからの梅雨の季節は湿気もたまりやすくカビなども発生しやすい。簡単に掃除ができるため、常に部屋の空気もきれいに保てるようになる。
省エネ性能も大幅に高めた。W/Lシリーズともに6畳から23畳までの全機種で2027年度省エネ基準を100%達成。人の動きを検知するセンサーを活用した自動ECO機能で生活に合わせた省エネ運転もできる。
今回、室内機のデザインを一新するとともに施工性を高めた。奥行きを薄くしデザインも丸みを帯びた滑らかな形状を採用したことで、圧迫感をなくした。
あわせて室内機の端子台の位置を見直し、買い替え時に発生する隠ぺい配管の配線の長さ不足も解消した。買い替え時の施工負荷を大幅に軽減でき、同社では施工する電器店や電気工事店にとっても提案しやすくなるとみている。