2025.08.22 利下げ時期判断で隔たり 関税影響「待つ」「待たない」 米FRB議事要旨

 【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は20日、7月29、30両日に開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表した。

 トランプ政権の高関税政策がインフレに及ぼす影響が依然不透明な中、適切な利下げ時期の判断で、一部が今後数カ月の経済指標の見極めを主張する一方、待つべきではないとの意見も出るなど、見解の相違が明らかとなった。

 7月会合では、政策金利を5会合連続で年4.25~4.50%で...  (つづく)