2026.03.23 自動車技術会の「モビリティデザインコンテスト」、創造性光る中学生作品が大賞
受賞した麗澤瑞浪中学校の鈴村さん(中央)ら中高生たち。
自動車技術会(JSAE)は23日、将来のモビリティー社会を担う若い世代がデザイン力を競う「モビリティデザインコンテスト」の表彰式を東京都内で開いた。創造性光る中高生たちの6作品が選ばれ、最高賞の「モビリティデザイン大賞」には中学生の作品が輝いた。
14回目となる今回のコンテストは「10年後の暮らしを楽しくする乗り物」をテーマに開催。募集期間は2025年11月3日から1月15日までで、全国から357件の応募が寄せられた。
最も優れた作品に贈られるモビリティデザイン大賞に選出されたのは、麗澤瑞浪中学校(岐阜県端浪市)3年の鈴村新太さんが制作した「TRYATH X(トライアスエックス)」。固体電池とイオンホールモーターを組み合わせたAWDシステムを搭載し、コースに応じて四つのモードに切り替わる設計が特徴。地球全土を舞台に「走り・飛び・泳ぐ」というスケールの大きさが、そのまま作品の魅力として伝わってくると評価された。
鈴村さんは「機能性とデザイン性が両立するようにこだわった。あくまでスポーツのためのモビリティーとしてデザインしたが、災害などが起った際には一番に現地に行けるようなものにもなってほしい」と話した。
JSAEデザイン部門委員会の松浦雅彦委員長は、閉会のあいさつで「モビリティーデザインは楽しい仕事なのでぜひ目指してほしい」と期待感を示した。
表彰式の後は、プロデザイナーによる受賞者へのスケッチ講習が行われた。









