2026.05.11 パナソニックが冷蔵庫380台寄贈、滋賀県・草津の小中学校に 熱中症対策の一環
冷蔵庫の実物を見て、子どもたちの笑顔があふれた。大容量でしっかりと冷やせそうと子どもたちにも好評だ
パナソニックは、滋賀県草津市の小学校・中学校に、年々暑さが厳しくなる夏場の熱中症対策の一環として、冷蔵庫合計380台を寄贈した。
11日には、草津市内の志津南小学校で、パナソニックの豊嶋明代表取締役社長執行役員ら幹部と、草津市の橋川渉市長や藤田雅也教育長らが出席し、贈呈式を行った。式には、同小学校の6年3組の児童31人が参加した。
冷蔵庫は、草津市内の小学校(14校)にパーソナル冷蔵庫(庫内容量160LのNR-B16C2)を340台、大型冷蔵庫(470LのNR-E47BR3)を40台、計380台を寄贈する。
パーソナル冷蔵庫は、各小学校1~6年生の全ての学級と特別支援学級に設置。大型冷蔵庫は、各小学校と中学校6校の職員室や保健室に設置される。5月中に設置を完了させ、夏本番で本格的な活用が始まる。
草津市内の小学校には、市や交通安全協会から昨年、熱中症対策の一環としてタオルやネッククーラーが支給されており、冷蔵庫はこれらを冷やすために活用する。
市長宛の「小学生の手紙」がきっかけ
冷蔵庫寄贈に至ったのは、昨年度の6年生(現中学1年生)5人が代表して、草津市の橋川市長に宛てた手紙がきっかけだった。総合的な学習の中で、下校時にも冷えたネッククーラーを使えるような冷凍庫の設置について子どもたちが検討、市長への手紙と動画を提出することになったという。
手紙には、登校時には冷たいネッククーラーが、下校時には氷が融けて使えないため、冷凍庫の設置を要望するといった内容だった。
橋川市長は「子どもたちの手紙をもらい、是非実現させたいと考え、草津市で冷蔵庫を作っているパナソニックに寄贈についてお声がけさせていただいた」という。
これを受け、パナソニックも協力に応じた。橋川市長は「快く引き受けていただけた」と感謝を述べた上で、「熱中症対策のため、しっかりと活用してほしい」(同)と児童たちに呼びかけた。
また児童を代表して、6年3組の土屋佑陽(ゆうひ)くんが、「冷蔵庫を提供してもらってありがとうございます。タオルを冷やせるようになってうれしい。大事に使わせてもらいます」と感謝の言葉を述べた。
パナソニックの豊嶋社長は、児童たちに向けて「最近の夏は大変暑く、熱中症対策は重要。登下校や運動、遊びの時にしっかり活用してください」と話した。
「1人1人の安心、安全、元気を守るお役立ちができてうれしい。毎日笑顔で学校生活を送っていただくことが何よりの願いです」(豊嶋社長)などと結んだ。
今回の寄贈では、企業版ふるさと納税のスキームを活用して実施。これからもこうした寄贈について、継続的に検討していく考えだ。
豊嶋社長は「パナソニックにとって地域貢献も重要な柱だ。全国の工場にある拠点も含め、こうした要望があれば検討していきたい」と話す。









