2026.05.21 アシスト、Veeam提供開始 日立製作所と代理店契約 ランサムウエア対策を支援
アシストは20日、日立製作所と代理店契約を締結し、バックアップ/データ保護ソリューション「Veeam(ヴィーム)」の提供を始めたと発表した。オンプレミス(社内運用)とクラウドが混在するハイブリッド環境にも対応し、企業が持つデータをランサムウエア(身代金要求型ウイルス)攻撃から保護する。
Veeamは米Veeam Softwareが開発したソリューションで、仮想・物理・クラウド環境を単一のコンソールで統合管理し、高速なバックアップとリストアを可能にする。RTO(目標復旧時間)とRPO(目標復旧時点)の短縮を支援する。
生成AI(人工知能)の悪用などにより、ランサムウエア攻撃が巧妙化、多様化する中、攻撃対象は本番システムだけでなく、バックアップデータにも広がっている。削除や不正暗号化によって復旧が困難になる被害も出ており、安全で確実に復旧できるバックアップ運用へのニーズが高まっている。
Veeamは、バックアップデータをイミュータブル(書き換え不可)に設定できる。ランサムウエアによる暗号化や削除からデータを守るほか、24時間365日のリアルタイム監視、バックアップ時やリストア時のランサムウエアスキャン機能も備える。
復旧用途だけでなく、システム移行にも活用できる。オンプレミス環境からクラウド環境への移行、VMwareからHyper-Vへの移行、災害対策(DR)環境への複製にも使える。管理ツール「Veeam ONE」により、バックアップジョブやセキュリティーの状況を可視化し、監査対応も支援する。
アシストはVeeamの提供を通じ、ハイブリッド環境でのデータ保護の高度化を支援する。ランサムウエア対策や事業継続性の強化に取り組む企業に向け、幅広く展開する。





