2020.09.16 【関東甲信越特集】関東地方の家電販売界「ウィズコロナ時代」の需要つかむ

都市部の店舗では、普及率のさほど高くない調理家電の提案を強化している(ビックカメラ有楽町店)

 関東地方では首都圏を中心に、新型コロナウイルス感染拡大に対する警戒感がいまだに強い。特に東京では、家電量販店への客足は戻り切っておらず、ターミナル型店舗を中心に展開するカメラ系2社は販売にも影響が出ている。地域電器店にとっても秋冬合展が中止となり、年末に向けてはこれまでと異なる取り組みが求められる。乾燥シーズンである冬場は、コロナに限らずウイルスがまん延しやすい。今年は例年以上に注意が必要である上、感染予防に対する社会的な関心は高いはず。これから...  (つづく)