2020.09.17 【新技術】SiC中の電気特性分布、3μmの分解能で測定名古屋工大の研究グループが技術確立
[図3](a)バナジウムを入れたサンプルでのバナジウムの量の深さ分布。X=0が図2のp+型の表面であり、表面から深さ22-33マイクロメートルの位置に11マイクロメートルの幅でバナジウムが入っていることがわかる。(b)電子と正孔が消える速さを示す1/eライフタイムの深さ分布。挿入図はバナジウムを入れた層周辺の詳細な1/eライフタイム深さ分布。バナジウムの入っている深さ22-33マイクロメートルの位置で、1/eライフタイムが小さくなっていることがわかる。また、1/eライフタイムが均一な位置から極小値の位置までの距離から、空間分解能が3マイクロメートルであることがわかる