2021.07.02 コロナがFF輻射式石油暖房機拡充寒冷地向け21年モデルを7月中旬から順次発売
「AgRatio(アグレシオ)」
コロナは、寒冷地向けFF(強制給排気)輻射(ふくしゃ)式石油暖房機「AgRatio(アグレシオ)」と「FIRNEO(フィルネオ)」の2021年モデルを、7月中旬から北海道・北東北から順次発売する。
FF式暖房機は、燃焼に必要な空気を屋外から給気し、屋外へ排気する。部屋の空気が汚れないため定期的な換気が不要で、高気密住宅が多い寒冷地で特に人気のある暖房機。
アグレシオは、同社FF式石油暖房機の最上位機種で、「暮らしをデザインする暖房」をコンセプトとし、デザイン性と遠赤外線の暖かさを両立した。大きな遠赤外線パネルを採用し、FF式石油暖房機においてコロナ史上ナンバーワンの遠赤外線輻射量で、体の芯から温まり、ぬくもりが長続きする。07年の発売から今年で15年目、累計販売台数は10万台を突破した。
フィルネオは、薄型スタイルと充実した暖房機能や節約機能が特徴。ストーブ前面に効率よく熱を集める独自の「遠赤外線ドーム」構造により、従来製品に比べ遠赤外線の輻射面積を約30%拡大したことで遠赤外線輻射量を大幅に高め、エネルギー消費効率も87%に向上した。床暖房機能が付いた「フィルネオ床暖」もラインアップしている。
アグレシオ、フィルネオともに、誰にでも分かりやすく使いやすいユニバーサルデザインを採用。操作部の位置、ボタンの文字の大きさ、シンプルなレイアウトにこだわった。また、表示部にはボイスクリアビューを搭載し、目と耳で操作を確認することができる。さらに、エコサインにより火力の変化が6段階で表示されるので、ecoスタイルに合わせた省エネ暖房ができる。
両モデルともにeco運転ボタンを押すだけで、ワンタッチで省エネができる。自動運転時にeco運転ボタンを押すだけで設定温度が20度に切り替わり、セーブ消火とecoセーブ運転で体感温度を考えながら灯油を節約する。また、自動運転は最大火力を70~90%、手動運転は80~90%に抑えて部屋の暖め過ぎを防止する。
また、クイック微少運転の採用により、運転中に微少ボタンを押す(入)と、ワンタッチで最小火力になり、部屋の暖め過ぎを防止する。
価格(税込み)はアグレシオ(FF-AG6821H)が24万6400円、フィルネオ(FF-IR6821)が22万1100円、フィルネオ床暖(UH-FIR7021)が31万200円。