2021.08.31 メタネーション実証、22年3月から東京ガス、自社開発する低コスト水電解装置など導入も

 東京ガスは、都市ガスを脱炭素化する技術として有望視されるメタネーションについて、実証試験を2022年3月に開始する。自社で開発を始める低コストの水電解装置などを今後導入する計画。20年代後半には、一層の効率化やコスト低減が見込める新技術実証への取り組みも見据えている。

 メタネーションは、水素と二酸化炭素(CO₂)から、都市ガスの9割以上を占めるメタンを合成する技術。再生可能エネルギーで水を電気分解したCO₂フリー水素を用いれ...  (つづく)