2022.06.15 【JPCA Show/JISSO PROTEC特集】FUJI進化を続けるスマート工場提案
次世代実装機NXTR
FUJIは「FSF2.0さらに進化したSmart Factory」をテーマに「JISSO PROTEC 2022」に出展。IoT/M2Mを活用した統合生産システム「Nexim(ネクシム)」をベースに、柔軟で無駄のない生産を実現するFSF(FUJIスマートファクトリー)でSMTの生産自動化を提案する。
FSFの中核となる次世代実装機NXTRは、実装状態をリアルタイムに監視し、電子部品と基板へのストレスコントロールを同時に行うことで安定した高い実装品質を確保する「実装不良ゼロ」や、スマートローダーが生産スケジュールに合わせて電子部品の補給、次生産への段取り替えを完全自動化する「オペレーターゼロ」、自己診断機能により予知保全が可能な「機械停止ゼロ」の「三つのゼロ」を目指して開発した。
デジタルツイン技術により既存のSMTフロアをバーチャル空間に再現することで、リアルでは数値化が難しかった人の作業負荷などSMTフロアの課題を可視化する提案も行う。連携する新開発のクリームはんだ印刷機「NXTR PM」も出展する。
挿入自動化ソリューションとしてsFAB-D、sFAB-SHを紹介。sFAB-SHはsFAB-Dのエントリーモデルとして追加。基板組み立てロボセルSW-BAは水平多関節ロボットを搭載し、基板組み立て工程を自動化する。必要な機能をパッケージ化し低コスト化・短納期化も実現した。