2022.08.22 総合電機8社の4~6月連結決算、7社が営業減益か赤字に素材高騰や半導体不足など懸念材料、難しいかじ取り迫られる

 総合電機メーカーの業績が転機を迎えている。主要8社の2023年3月期第1四半期(1Q、4~6月)連結決算の営業利益は、好調な音楽関連事業などを原動力に前年同期比で増益を確保したソニーグループ(ソニーG)を除く7社が、減益または赤字を余儀なくされた。世界的な半導体不足や素材・輸送費の高騰などの懸念材料を抱える中で、各社は悪化する外部環境の影響を吸収しながら収益を維持するという難しいかじ取りを迫られそうだ。

 オンライン形式の決算...  (つづく)