2023.02.15 顔映像から浮腫の度合い推定 NECと筑波大が世界初の技術開発

患者ごとに異なる浮腫の特徴(イメージ)=NEC提供

 NECと筑波大学は、疾患や体調の変化などにより皮膚の組織に水分がたまる症状「浮腫(むくみ)」の度合いを、人工知能(AI)を活用して顔映像から推定する技術を世界で初めて開発した。両者は今後も技術の向上に向けてデータの集積に取り組むとともに、医療・介護・ヘルスケア分野での用途を探索。2024年度の実用化を目指す。

 開発した技術は、スマートフォンやタブレット端末のカメラで撮影した顔映像で推定できるため、外出先や車いすの利用者でも負...  (つづく)