2023.06.09 古河電工、車載光ハーネス量産へ アルミWHのメキシコ生産も表明

展開のイメージ

 古河電気工業は9日、EVをはじめ自動車の電動化に伴って需要の増えているアルミワイヤーハーネス(WH)について、メキシコで生産を始める方針を明らかにした。また、今後の実用化が見込まれる車載光通信に向け、車載光ハーネスの2030年ごろの量産をめざす方針も表明した。100年に1度とされる自動車業界の変革の中で、モビリティー市場の需要を取り込む。

 事業部門ごとの戦略説明会(オンライン)の中で明らかにした。

 WHは自動車の中の接続に不可欠。銅からアルミに置き換わる中で、同社はいったん、生産をアジアにまとめた経緯があるが、パンデミックなども踏まえ、生産の最適配置を検討。アルミWHをメキシコでも今年後半から生産を始める方針を決めた。既存の拠点を活用し、初期投資は数億円、人員を700人ほど増強し、当初で700万米ドル(約10億円)の生産を見込み、さらに増強する。

 一方、車載光ハーネスは、自動運転、コネクテッドなどに必要な高速大容量に対応。10ギガビット/秒を実現する。26年度には評価用サンプルを提供し、市場が立ち上がってくるとみられる30年ごろの量産を見込む。

 (13日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)