2023.11.06 【ケーブルテレビ特集】シンクレイヤ FTTHシステム中心に提案 最適なソリューション訴求

10G-EPON ONU SXEP200W

透明光ファイバー透明光ファイバー

 消費者ニーズが多様化する中、ChatGPTや生成AI(人工知能)といった新しい技術の発展も目覚ましく、多くの企業や個人がネットワークを介して利用している。

 また、スポーツやライブイベントでのIP生配信、e-sportsといったエンターテインメントの分野でも今後ますます普及していくと考えられている。

 これらに共通して重要となるのが基盤となる通信インフラだ。これまで以上に高速性や低遅延、安定性が求められるようになる。

 シンクレイヤは、このような環境変化により急速に普及が進むFTTHシステムを中心に提案を行っていく。

 強みは、多様化する加入者のニーズにCATV事業者が柔軟に対応できるよう、メンテナンス性/強靭性(きょうじんせい)、既存のHFCとの共存やマイグレーション需要に応える多種多様なソリューションが提供できること。また、これらを一元的に管理できる統合管理システムを提供していることだ。

 特に、FTTHの最大の強みである高速通信ソリューションでは、これまでの10ギガbps対応GPON/EPON製品群だけではなく、既設の集合住宅内の高速化が期待できる「透明光ファイバー」などをラインアップに加えて、最適なソリューションを柔軟に提案することで、加入者増を目指す事業者の良きパートナーとして貢献していく。

 また、さらなる付加価値向上を目的に、自社開発製品のバリエーションや拡張現実(AR)といった新しい分野への展開を図っていく。

 同社は、CATVサービスに必要なソリューションを多数取りそろえ、ワンストップでCATV事業者に提供するとともに、サステナビリティーにも注力し、事業者が抱える今後直面する課題解決と、消費者が真に求めるネットワークの構築を通じ、業界の発展に努めていく。