2020.04.20 外付けの出力用MLCCの容量 1/10以下で構成可能に ロームが電源の新技術

(出所:ローム)

 ロームは各種電源回路の出力を安定させるために外付けしている出力用の積層セラミックコンデンサ(MLCC)容量を従来電源技術の10分の1以下のナノファラッド(nF)オーダーにできる電源技術「Nano Cap(ナノ キャップ)」を開発した。1万個のMLCC搭載の電気自動車(EV)が登場、今後、自動運転が進むとEVのMLCC搭載数は10万個に上ると言われる中で、MLCCの使用個数削減、使用容量の大幅な低減が図れる電源技術だ。

 新開発...  (つづく)