2025.01.30 亘理家電サービス(宮城県亘理町)今後の取り組み
5月には「お茶を飲む会」を開催する亘理家電サービス
買い替えの見込み客作りたい
5月にお茶会、顧客と交流
【仙台】亘理家電サービス(宮城県亘理町、小野久志店主)では今年、2日から営業を始めた。初売りは行わなかったがエアコン、LED照明、オーブンレンジなどの販売につながった。同店では、個展などイベントの開催は予定していないが、顧客との交流を図るために、5月にはお茶を飲む会の開催を予定している。
同店は昨年末、12月30日まで営業し、2日から営業を再開した。新規の暖房エアコン購入、オーブンレンジ、炊飯器、テレビ、LED照明器具、町の補助金を活用した生ごみ処理機などの購入があった。
昨年12月は洗濯機、電気ストーブ、LED照明器具、レンジフードの入れ替え、エアコンのほか、浴室換気扇の入れ替えなどの販売につながり、まずまずの成果につながっていた。小野店主は「昨年末から今年1月にかけて、まずまずの成果だった。ただ、今後は厳しくなるとみている」と話す。
今後は、猛暑に期待したエアコンの早期販売やメーカーの家電品を網羅したチラシを持参した訪問活動に注力しながら、販売に務める。「今後の買い替えの見込み客も作っていきたい」と小野店主。
3年前から5月には顧客を招待したお茶を飲む会を開催して、交流を図っている。小野店主が自宅で種から育てたシャクナゲの花が咲く時期の5月に開催している。現在はかなりの数の花が咲くようになった。10件から15件の顧客に声をかけ、茶やお菓子、焼き鳥なども用意して集まった人たちで楽しんでいる。小野店主は「今は隣近所の付き合いが少なくなっている。交流の場を作ることで、集まった人がいろいろ会話を弾ませている。開店して40年以上が過ぎ、感謝の気持ちもある。商売の話は全くしていない。今後もシャクナゲの花の開花に合わせて行っていく」と話す。