2025.03.19 中国・長安汽車がEVへ全固体電池搭載 25年末プロトタイプ車搭載 27年、量産を予定

長安汽車が開発中の全固体電池

 中国で全固体電池の開発競争が激化している。CATL(寧徳時代新能源科技)やBYD(比亜迪)などの電池分野最大手クラスに次いで、自動車メーカーの長安汽車は全固体電池搭載のEV(電気自動車)プロトタイプを25年末までに開発することを目指す。電池の量産は2027年の予定だ。中国では昨年、政府が資金を投入して全固体電池の開発推進団体が設立されており、本腰を入れた取り組みが始まっている。

 長安汽車の全固体電池の開発ロードマップは、この...  (つづく)