2025.04.23 全国の景気判断据え置き 4月、トランプ関税で下振れも

 財務省は22日発表した4月の経済情勢報告で、全国11地域の景気判断を据え置いた。全国の総括判断も「緩やかに回復しつつある」を8四半期連続で維持したが、先行きについては、トランプ米政権の高関税政策や物価高による景気の下振れリスクを指摘した。

 全国各地の財務局が直近3カ月の地域経済動向を点検し、同日の全国財務局長会議に報告した。

 項目別でも、個人消費、生産活動、雇用情勢はいずれも全地域据え置き。ただ、特に生...  (つづく)