2025.04.28 空飛ぶクルマ、万博会場でお披露目イベント フルスケールモックを一般展示

イベントの様子

 2025年日本国際博覧会協会は、未来社会ショーケース事業「スマートモビリティ万博 空飛ぶクルマ」として、大阪・関西万博会場内のモビリティエクスペリエンスで、空飛ぶクルマのお披露目イベントを開催。SkyDrive(愛知県豊田市)の「SkyDrive式SD-05型」や米LIFT Aircraftの「HEXA」を披露した。イベント翌日にはHEXAのエキシビション飛行も実施した。

 モビリティエクスペリエンスには空飛ぶクルマの万博会場内離着陸施設「EXPO Vertiport」があり、オリックスが整備・運営を担当している。空飛ぶクルマによるEXPO Vertiportと会場外ポートをつなぐ2地点間飛行や会場周辺湾岸エリアでの飛行を行う。

 敷地面積は7944.39平方メートルで、ポート内には空飛ぶクルマの離着陸エリアや格納庫、着陸帯、駐機場、ラウンジ・事務所棟、充電機器、気象観測装置などがある。3月下旬に竣工(しゅんこう)した。

 イベント当日は同協会の河本健一企画局長、オリックスの馬殿太郎執行役、SkyDriveの福澤知浩CEO、丸紅の水野博通常務執行役員、Aircraftのマット・チェイセンCEOが出席。

 河本局長はあいさつで「電動化や自動化、垂直離着陸などの特徴を持つ空飛ぶクルマは次世代の移動...  (つづく)