2025.04.28 OKIサーキットが124層PCB技術を開発 AI半導体検査向け

124層PCBの断面

 OKIグループでプリント配線板(PCB)を手がけるOKIサーキットテクノロジー(山形県鶴岡市)は、次世代AI(人工知能)半導体のウエハー検査装置用として124層PCB技術を開発した。このPCBは従来の108層から約15%高多層化。10月までに上越事業所(新潟県上越市)で量産技術の確立を図る。

 AI処理では半導体の性能が高まるほど、搭載されるメモリーには高速・高周波・高密度でのデータ転送能力が必要とされる。最新の半導体は信号数...  (つづく)