2025.06.05 【サステナブル環境特集】岡本無線電機 今年度「SDGsの実践」が目標
100号以上を発行しているSDGs通信
岡本無線電機は、2021年4月にSDGs宣言を発表して以来、環境負荷の低減と社員の意識向上に向けた取り組みを継続している。
社内では経営品質室を中心にSDGsに関するプロジェクトを立ち上げ、「われわれ自身が削減できることを追求することが本来のGHG(温室効果ガス)削減のあるべき姿」という考えのもと、拠点におけるLED照明の導入や老朽化した空調設備の更新を積極的に推進。23年度にはCO₂排出量を前年比3%削減する成果を上げた。
社員一人一人の意識を高め合う「SDGs通信」は107号を数え、部署ごとの活動の可視化と全社への浸透に貢献している。さらにSDGsへの理解と意識の醸成を目的とした社内座談会も開催し、社員の声を取り入れながら活動の精度向上を図っている。
今年度は「SDGsの実践」を大目標に特に「GHG排出削減」「女性活躍推進」の2点を重点項目に掲げ、30年度に向けたGHG排出量半減ロードマップの遂行、多様な人材が活躍できる環境づくりに全社を挙げて取り組む。
岡本崇義社長は「変化を他人事とせず、自らも変革しながら社会に貢献し続ける企業を目指す」と述べ、SDGsにおいても主体的な行動を推進する姿勢を強調した。