2025.06.12 フラッシュメモリー市場、29年には5割がAI関連に キオクシアHDが予測

キオクシアのSSD

 キオクシアホールディングス(HD)が発表した中長期戦略によると、情報の記憶に用いるメモリー半導体の一種、フラッシュメモリー市場の拡大は人工知能(AI)向けの需要がけん引し、2029年には市場の約5割がAI関連になる予測だ。

 同社は人間のように文章や画像、音声などを作り出す生成AIに注目。AIは機能を獲得する「学習」、機能を発揮する「推論」の2段階でそれぞれ半導体の需要が異なるが、今後は推論向けにフラッシュメモリーを搭載した記...  (つづく)