2025.06.12 蘭APMと中国CATLが港湾設備の電動化で提携 ヨルダン・アカバ湾から順次

ヨルダン・アカバ湾の港湾作業(イメージ)

 デンマークの海運大手マースク傘下でオランダの港湾運営会社APMターミナルズ(以下APM)と中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は、港湾設備の電動化推進で提携した。車載用から工業・設備用電池へと領域を拡大するCATLは各種電池やシステムソリューションを提供、港湾用の設備機器に搭載し、港湾作業の脱炭素を目指す。協業最初の取り組みはヨルダンの南端、アカバ湾の港湾設備だが、順次世界の港湾へ拡大していく。

 APMとCAT...  (つづく)