2026.03.12 揺れる「安全のステータス」 イラン攻撃、成長戦略に影 湾岸諸国

 【ロンドン時事】米イスラエルのイラン攻撃で、世界から投資マネーを集める中東湾岸諸国の経済成長の行方に影が差している。石油施設に加え、生命線の海水淡水化施設も狙われ、地政学的リスクが顕在化。比較的治安が安定しているという「ステータス」(英紙)が揺らいでいる。混乱が長期化すれば、石油依存からの脱却を目指す経済改革に狂いが生じかねない。

 湾岸協力会議(GCC)諸国は石油・ガス輸出で得た豊富な資金を活用し、石油頼みの経済の多角化に取...  (つづく)