2026.03.17 パナソニックコネクト、「レッツノート」の新製品を発売 AI機能で利便性を向上

新モデルのレッツノート(右からFC7、NC7、SC7)

説明する山本マネージングダイレクター説明する山本マネージングダイレクター

 パナソニックコネクトは16日、モバイルパソコン「レッツノート」の新モデルを市場投入すると発表した。AI(人工知能)処理性能を大幅に向上し、インテルCore Ultraシリーズ3プロセッサーを搭載。Intel vProプラットフォームに対応し、「リコール」などWindows標準のAI機能を使用できる。レッツノート初のCopilot+PC(パソコン)として、12.4型「SC7」、14.0型「FC7」を4月に、13.3型「NC7」を秋ごろに発売する。

 レッツノートは、1996年の発売以来、「頑丈」「軽量」「長時間」をコンセプトに進化を続けてきた。新モデルはこれらのコンセプトに磨きをかけ、さらに自律的に思考し並走する「優秀なエージェント」へ進化しているAIを搭載することで、過酷な現場でも仕事ができるよう「信頼性」を提供。複数機の導入・管理・運用コストの最小化を図るため動作環境を均一化することで、企業のIT管理者のPC管理にかかる業務負担を軽減できる「互換性」も追及した。

 モバイル性を重視した12.4型と作業性を重視した14.0型に、新たにモバイル性と作業性を両立した13.3型を追加。ラインナップを増やすことで、より業務に合った使い分けをしてもらう考えだ。

 頑丈さは、液晶を固定せずに浮かせることで衝撃を逃がす独自のフローティング構造で、筐体(きょうたい)には液晶側面全体をダンパーで保護できる真篏合方式を採用。落下試験を76cm、26方向まで耐え、自動車や電車移動を想定して上下、左右、前後の3方向に各1時間耐えられる振動耐性も兼ね備えた。

 ビジネスシーンの多様化でPCを持ち運ぶ機会が増えているのに合わせ、SC7は重さ約0.919kg、薄さ19.9mmと、A4用紙よりコンパクトなサイズだ。FC7は横幅314mm、薄さ19.9mm、重さ約1.039kgを実現した。

 駆動時間は、従来のSCの駆動時間が約12.7時間だったのに対し、SC7は約17.7時間と大幅に向上。FC7は14.8時間使用できる。作業中でも約30分の充電で約7.1時間の利用ができる高速充電も可能。独自の冷却技術「Maxperformer」により、高性能の長時間維持と省電力化を行ない、最適なパフォーマンスを発揮する。

 新製品の3モデルは、液晶サイズや筐体部品を除いた内部ハードウエアやデバイスドライバ―、BIOS/ECなど一緒にし、互換性を確保。導入や保守管理の運営を大幅に削減した。さらに、同社の法人向けIT管理者業務支援ツール「Panasonic PC Control Suite」で、BIOS設定の一括変更や複雑なドライバー導入を一元化。4月リリース予定のIT管理者向けアプリ「Panasonic PC Navigator」では、Panasonic PC Control Suiteの各ツールの中から運用に応じて最適なシーンを案内し、管理負担をさらに削減する。

 販売は、法人向けにはパナソニックコネクトや販売代理店、個人事業主向けには量販店や公式通販サイト「Panasonic Store+」で行う。NC7は法人向けのみで、個人向けは12.4型の高性能2in1モバイル「QR」を同時に発売する。

 執行役員シニア・ヴァイス・プレジデント モバイルソリューションズ事業部の山本清高マネージングダイレクターは「レッツノートはAIでビジネスをもっとレジリエントで創造的なものへと変化させていく」と述べた。