【PR】台中市政府、名古屋を訪問

台湾台中市政府の張経済発展局長(左)と愛知県経済産業局の 矢野局長
台湾台中市政府の張経済発展局長(左)と
愛知県経済産業局の 矢野局長

台湾台中市政府の張経済発展局長が率いる代表団が、愛知県経済産業局を訪問、意見交換を行った
台湾台中市政府の張経済発展局長が率いる代表団が、愛知県経済産業局を訪問、意見交換を行った

 9月11日から12日にかけて、台湾台中市政府の経済発展局長である張峯源氏が率いる訪問団が名古屋で、愛知県経済産業局、名古屋商工会議所そして住友商事を訪問、新エネルギーの推進や双方の産業協力について意見交換を行い、今回の訪問は大きな成果を上げた。

 愛知県経済産業局では、矢野剛史局長が対応し、愛知県の重点産業を紹介した。

 愛知県はトヨタ自動車を中心とする強力な製造業、航空宇宙、ロボット産業などが発展しており、最近では日本の水素エネルギー法案の成立に伴い、水素エネルギー産業への支援を拡大している。また、愛知県は人材育成やイノベーションの促進にも力を入れている。

 張局長は「台中市と愛知県はともに製造業にとって要地であり、今回の訪問を通じて愛知県政府の産業推進方針を学び、双方の協力の基盤を築くことができた」と話し、続けて「今回の訪問を機に、今後さらに多くの交流とビジネスチャンスが生まれることを期待している」と述べた。

 また、住友商事や名古屋商工会議所も訪問。張局長は「現在住友商事が台中で台湾大手化学肥料メーカーの台湾肥料とプロジェクトを進めており、他方では台中港の洋上風力発電の潜在力にも期待している」と述べた。

 名古屋商工会議所は、台中の工作機械や金属加工産業に強い関心を示しており近々、商工会議所の会員を訪台させる予定という。台中を主要な交流拠点の一つとしている。

 台中と名古屋はともに国内中部に位置し交通の要所であり、産業が発展している。「今回の視察の経験を共有し、これからも日本側との継続的な協力と交流を維持し、経済協力を強化していきたいと考えている」と張局長は語る。

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