2020.11.16 ユニオンツール、微減収1-9月連結

 ユニオンツールの20年12月期第3四半期(1-9月)連結決算は、同社に関連が深い電子機器業界は夏場以降、底打ちの兆しが見られるものの微減収、最終損益は前年同期をわずかに下回った。

 地域別で日本は生産が全般低迷しており、高付加価値の消耗工具需要が盛上がりに欠けた。日本を除くアジアは、5G関連や半導体製造関連の中国国内向けの工具需要の高まりがみられ、前年同期比増収増益となり利益率の改善を達成した。