2021.10.13 富士フイルム、AI技術活用で高付加価値X線画像診断装置の新製品

外科用Cアーム型軽量X線透視診断装置「CALNEO CROSS」の特長を説明する秋山執行役員

 富士フイルムは、長年にわたって技術革新でX線画像診断の進化に貢献してきた経験を生かし、医療現場のニーズの変化に対応するさまざまな製品を提供している。メディカルシステム事業では、2021年度に売上高約5000億円を、20年代半ばには7000億円規模を目指す。今後も同社グループの強みを掛け合わせた新たな製品を提供し、人工知能(AI)技術を活用して高付加価値ソリューションを実現していく。

 同社は11日、デジタルX線画像診断機器の新...  (つづく)