2019.12.19 東芝ライフスタイル 黒字化体質に転換、反転攻勢 成長に向けた投資加速

エアコンでIoT対応しているのは現況1機種(「F-DXシリーズ」)。20年度には対応機種をさらに増やす方向だ

 東芝ライフスタイルは、20年度(1-12月)から22年度までの3カ年中期経営計画で、CAGR(年平均成長率)10%、ROS(売上高利益率)5%の達成を目標に掲げる。小林伸行社長は「成長に向けた投資を加速していく」としており、マイディアグループ(美的集団)とのシナジー強化や家電のIoT化などをさらに進める構えだ。

 同社は16年度に約2400億円だった売上げが、18年度で約2620億円へと拡大。16年度の税引前利益は60億円近く...  (つづく)