2022.07.13 東大と小野測器 産学でEV振動抑制研究次世代自動車の研究開発支援

インホイールモーターの試作機を評価する試験設備。ダイナモで路面負荷のシミュレーションモデルを再現する

 東京大学は計測器メーカーの小野測器と、次世代車両の振動を制御する研究開発を共同で行う。EV(電気自動車)には、ガソリン車など内燃機関車とは異なる振動抑制技術が必要。乗り心地を大きく左右する振動を低減する研究を重ね、モーターとインバーター、減速機が一体化した装置「eアクスル」や「空飛ぶクルマ」の実現に寄与する技術の開発を進めていく。

 東大大学院新領域創成科学研究科と小野測器は10月に、民間の資金や技術支援で運営する「社会連携講...  (つづく)