2022.09.05 最新規格Wi-Fi6Eに対応 NEC系、15日からホームルーター2機種発売
フラッグシップモデルの「WX11000T12」
ITシステム機器の製造開発を手掛けるNECプラットフォームズは5日、新たに開放されたWi-Fi(無線LAN)の周波数帯域「6GHz(ギガヘルツ)」に対応したホームルーター2機種を、15日に発売すると発表した。従来からある2.4ギガヘルツ帯と5ギガヘルツ帯と合わせて3つの帯域を使い分け、混雑を避けながら高速で安定した通信環境を提供する。
9月2日に電波法施行省令が改正され、1999年の5ギガヘルツ帯の登場以来、23年ぶりに新帯域6ギガヘルツが利用ができるようになった。NECプラットフォームズは、米クアルコムと連携し、業界に先駆けて6ギガヘルツの周波数帯域の最新規格「Wi-Fi6E」に対応したホームルーターの製品化を実現した。
新商品は、12ストリーム対応の「Aterm WX11000T12」と8ストリーム対応の「Aterm WX7800T8」の2機種。Atermシリーズの特長であるアンテナ内蔵構造を継承しつつデザインを一新した。
想定価格はWX11000T12が税別5万円前後、WX7800T8が同2万3000円前後。
(詳細は7日付の電波新聞/電波新聞デジタルに掲載します)