2022.09.14 「デジタルツイン」活用広がる 建設現場や文化財研究などに応用

EARTHBRAINの新サービスでは、200万平方メートル超の現場のエリア分割をAIが提案(左)し、 土配計画情報(右)を提示する

 IoTなどの技術を使って現実世界のモノや変化をデジタル空間に再現する「デジタルツイン」の活用が広がっている。建設現場では、仮想空間上で運搬土量が最小になるように切り土量や盛り土量を自動で計算し、最適な計画策定を支援。現実世界では得られない情報も、シミュレーションによってリアルタイムに算出できる特徴を生かし、製品開発でも導入が進む。立ち入りが制限される文化財の研究など幅広く応用されており、デジタル社会の推進に向けて重要な役割を担っている。

...  (つづく)