2023.02.28 【LED照明総合特集】三菱電機照明

青空照明「misola」

青空照明「みそら」の提案強化 天井埋込型など用途に応じ導入

 三菱電機照明は、青空照明「misola(みそら)」の提案を強めていく。天井埋込形、グリッド天井用、壁埋込形を取りそろえ、用途やシーンに応じて導入できるようにしている。

 みそらは、青空を模したパネルと太陽光の差し込み感を表現するフレームを組み合わせたLED照明。天井向けでは、フレーム部の三面を光らせて、残り一面を影のようにすることで、自然な太陽光の差し込み感を演出する。

 壁埋込形は、フレーム部が二面点灯し、影も二面になる。窓のない屋内空間であっても奥行き感のある青空を再現し、開放感や安らぎを得られる効果が期待できる。

 色の異なる複数のLED光源の発光量を変化させることで、青空に限らず、時の移ろいを感じさせるシーンに合わせた色変化も可能だ。「森の昼空」「海の昼空」「移ろう空(朝/夕)」「移ろう空(夜)」の4シーンに切り替えられる。昼シーンはフレーム部分を明(100%)、中(75%)、暗(50%)に段調光できる。

 光色は専用リモコンによる手動切り替えとともに、専用制御機器を使ってスケジュール制御を行う自動切り替えの2タイプをそろえている。スケジュール制御で移り変わる空の表情と空間の光環境を連動することにより、外と内のつながりを自然に演出できる。

 みそらは、オフィスをはじめ保育園、病院など幅広い業種・業態で導入が進む。

 オフィス空間では、リラックスや気分転換できる雰囲気づくりの一環として、社内のコワーキングエリアに設置された事例もある。窓のない地下で営業するカフェへの導入など、さまざまな場面で使われるようになってきた。