2023.08.02 【IoT家電特集】パナソニック エアコンなどスマホとつながる 多彩な使い方を提案

「エオリア アプリ」(イメージ)

 パナソニックは、家電がスマートフォンとつながり、一人一人のくらしに寄り添うことで、それぞれが〝ちょうどいい〟くらしを実現できるよう、IoT対応(無線LAN搭載)家電の品ぞろえを強化している。2024年度には販売比率を全体の6割まで高める方針だ。

 同社では、家電がスマホとつながることで、くらしがどう変わるか、より多くの人に理解を深めてもらうため、「新くらし提案」というコンテンツを掲載し、IoTで広がる家電の使い方を分かりやすく紹介する。

 ルームエアコンでは、「エオリア アプリ」でさまざまな使い方ができる。外出先からの運転オン・オフはもとより、室温みはり通知、どこでもリモコン、ウィークリータイマー、天気予報連動も可能だ。

 がまんせず、賢く省エネするにも便利だ。例えば「つけっぱなし判定」では、「運転したまま」にした時と、運転停止して「帰宅後に運転再開」した時の「電気代」と「帰宅時の室温」を予測し、どちらが省エネかを知らせてくれる。

 またスマホのGPSや本体の照度センサーのデータを活用し、帰宅前や就寝時のシーンに合わせた快適な自動制御を実現するシーン推定自動運転機能など多彩な機能が利用できる。

 冷蔵庫では「Cool Pantry」アプリで、AIエコナビやお留守番モード、お買い物準備モード、冬季省エネモードなど賢い省エネを実現、製氷状況のお知らせや離れた家族のドア開閉状況の確認などもできる。

 またキッチンポケットアプリとストックマネージャー(重量検知プレート)により食材ストック管理もでき、ダブり買い軽減など、便利な使い方もできる。

 もしもの時の備えも万全だ。業界で初めて、気象警報(暴風/暴風雪警報)と連携して、かしこく備える「停電そなえモード」では、気象警報を受信すると自動で予冷運転を開始し、停電時の保冷が長続きするのでムダな食品廃棄を防ぐことができる。

 このほか、洗濯機の「スマホで洗濯」や空気清浄機の「ミルエアアプリ」、LEDシーリングライトの「あかリモ+」など、多彩な機器とアプリでくらしの快適、便利、省エネ、安心を実現することができる。