2020.03.03 TIS、MaaS市場開拓へ攻勢 決済の強み生かす 沖縄県で対象拡大
那覇市中心部を走るモノレール「ゆいレール」の改札機で、スマホを乗車券代わりにかざす利用者
TISは、複数の移動手段を組み合わせた次世代サービス「MaaS(マース)」を地域の課題解決につなげようと、マース基盤を構築する試みに力を入れている。沖縄県の八重山諸島で始めたマースの実証実験を主導した動きに続いて、同県内でモノレールとバスを電子チケットで乗り継げる環境も実現した。蓄積した実績を土台に、マース基盤を提供する対象地域の拡大を目指す。
同社が取りまとめ役を担ったのは、沖縄県の石垣市と竹富町、JTB沖縄(那覇市)など... (つづく)