2023.10.12 経営効率化へ注目度増すERP  富士通、NECがSAPの導入推進 大塚商会は独自ERPで存在感

富士通の高橋氏(中央)とSAPアジア太平洋日本プレジデントのポール・マリオット氏(右)、日本法人の鈴木洋史社長が手を組んだ=9月19日

 企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に伴い、基幹業務を一元管理して経営の効率化を図るERP(統合基幹業務システム)の注目度が増している。富士通とNECは、ERP世界大手の独SAPとの協業関係を強化。大企業を中心にSAPのクラウドサービス「S/4HANA」への移行を促し存在感を高めたい考えだ。大塚商会は、独自のERP「SMILE(スマイル)」シリーズをDXパッケージ化。インボイス制度や改正電子帳簿保存法に対応したほか、今後は人工知能(...  (つづく)