2024.09.24 電子部品各社、AI技術の活用推進 生産性向上、開発の効率化など業務がスピードアップ

不良解析画像をAIで分類し工程改善につなげる(提供=アルプスアルパイン)

 電子部品メーカーによる自社業務へのAI(人工知能)活用が広がっている。量産工程や設計部門、営業・マーケティングなどにAIを積極活用することで、生産性向上や開発の効率化、業務のスピードアップを追求する。

 自社業務へのAI活用で特に増加しているのが、自社量産工場へのAI外観検査システムの導入だ。最近の電子部品業界では、自動化・省人化のために、従来は人が目視で行っていた外観検査工程をマシンで自動化する動きが活発になっているが、ここ...  (つづく)